2026年春夏・秋冬コレクションを通して、革製品のトレンドには3つの明確な方向性が見られました。本記事ではパリ・ミラノ・東京のコレクション情報、業界レポートを整理し、2026年に注目すべき革製品トレンドをまとめます。
トレンド①:ミニマル・フォルムの本格回帰
2020年代前半は装飾的なバッグが目立ちましたが、2026年は装飾を最小限に抑えた「ミニマル・フォルム」が前面に出ています。シンプルな箱型トート、無装飾のクラッチ、構造美を前面に出した革製品が多く発表されています[1]。
トレンド②:サステナブル素材の本格採用
LWG認証革、植物タンニン革、リサイクルレザーの採用が、メインライン(フラッグシップではなく定番ライン)にも広がっています。Stella McCartneyのMylo採用や、Hermèsのマッシュルーム素材試験など、ラグジュアリー領域でも進展[2]。
トレンド③:ジェンダーレス展開
「メンズ/レディース」の二分化からの脱却。サイズも色も中性化したラインが主流に。バッグでは「ユニセックスショルダー」「ノンジェンダー財布」が増加しています[3]。
注目色 ─ 2026年
業界の色予測では以下の色がトレンドカラーとされています:
- ウォームトーン — テラコッタ、ワインレッド、深いキャメル
- ニュートラル — オフホワイト、グレージュ、サンドベージュ
- アクセント — ディープブルー、フォレストグリーン
フォルムの傾向
- 「マイクロサイズ」と「オーバーサイズ」の二極化
- 角の取れたソフトボックス型
- ハンドルとショルダーの2WAY構造
- ジップではなくマグネット・ターンロック
日本市場特有の動向
日本市場では「クラフト感×日常使い」のバランスが評価されています。栃木レザー、姫路の白なめし革を使った和テイストの製品が伸びています[4]。
アイライズ工房の対応
当工房ではこれらのトレンドを踏まえ、ブランド様の方向性に合わせた素材・形状・カラーをご提案します。「2026年トレンドを取り入れたい」「逆にトレンドから外して長く愛されるものを作りたい」どちらのご相談も歓迎です。
出典
- WWD — Trend Reports 2026ファッション業界専門誌
- BoF (Business of Fashion) — Sustainability Reportsファッション業界誌
- Vogue Business — Genderless Fashionファッションビジネス誌
- 繊研新聞・WWD JAPAN国内ファッション業界誌
